宿題をやっていても授業で分かっていないところがあるみたい・・・。
どんどん遅れていかないか心配。
それなりに勉強は出来て欲しいと思っているけど、
習い事も忙しいし、どうしたらいいのかな。
勉強は、遅れを感じてから取り戻そうと思うと時間がかかります。
小学生のうちから家庭での学習習慣を身に着けることが重要です。
とりあえず塾に行かせればいいかなと考える人も多いと思います。
塾代にかかる年齢ごとの推移を表にしてみました。
小学生 | 中学生 | 高校生 | 大学生 | |
月額 | 1~3万円 | 2~5万円 | 3~8万円 | 5~10万円 |
年間 | 15万円~ | 25万円~ | 40万円~ | 60万円~ |
子どもの習い事にかかるお金は塾代以外にもあったりするので、
教育費にお金をかけだしたらきりがありません。
お金をかけたからと言って、必ず成果が出ないこともあります。
更に、塾に通わせていても宿題や単元テストなど家庭での学習は欠かせません。
授業時間だけでは限界がある中、家庭学習は深い理解を築く重要な要素です。
学習効果を最大化する方法は、家庭学習の中にあります。
週6スポーツ系のクラブに通いながらも、
成績オールAの我が家が実践している家庭学習の実践方法を紹介します。
この記事では、効果的な学習法を紹介し、親や小学生自身が学習時間を最大限に活用できるようサポートします。
家庭学習のポイントや有効な学習ツール、モチベーションを維持するコツなど紹介します。
子供たちが興味を持ち、楽しみながら学べる環境を整えることが、成績向上や学習意欲の向上に繋がります。一緒に、充実した学習習慣を身につけましょう!
Contents
小学生の勉強法を最大化する方法は、家庭学習にあり
目標設定の重要性
小学生にとって目標を持つことは、学習の方向性を明確にし、モチベーションを維持するための大切な手段です。例えば、「今週の算数テストで90点以上取る」という目標を持つことで、勉強に対する意欲が高まります。目標を設定する際は、具体的で達成可能なものを選び、達成した際の喜びを想像することも重要です。
子どもと相談して目標やスケジュールを決める
おうち学習を継続する上でとても大事なことは【こどもが主体的になる】ことです。
やるのは子ども自身なので、自分で決めないとやらされている感からなかなか継続へのモチベーションが維持できません。
親はいろいろな情報を伝え、選択肢を提示してあげる必要はありますが、
その中から子供が自分で選んで決めることができるようにしてあげると良いです。
自分で考えたスケジュールや目標には思いが入り、
責任をもってやり遂げたいという気持ちが生まれます。
できたことは可視化してやる気を継続
1か月や1週間、一日などどれくらいで自宅で学習をしたのか、量を可視化することでこどものモチベーションは高まります。
継続できない理由として一定期間ごとの学習にばらつきがあったり、学習するタイミングがバラバラだったりします。
中学生以降になるとある程度自分でスケジュール管理していくことが多いです。まだ自分で管理が難しい小学生のうちにしっかり継続できるやり方を伝えることで、その後の学習のやり方もスムーズにいきます。
学習時間の工夫
効果的な学習時間を確保するためには、毎日のスケジュールを見直し、学習時間を明確に設定することが重要です。
例えば、学校から帰ってきたらすぐに宿題を片付けてから遊ぶというルーティンを作ることで、学習と遊びのバランスを取りやすくなります。
また、長時間一気に勉強するのではなく、短い時間でも集中して取り組むことが大切です。
集中力が切れる前に休憩を取り、リフレッシュしてから再開すると効率的です。
こちらは小5長女の【タイムスケジュール】です。
我が家が実践している学習時間の工夫に朝学習があります。
むしろ、宿題以外は朝の時間しか勉強していません。
朝、勉強するといいことがいくつもあります。
だらだらおうち学習を長時間やっても意味がありません。
効率良く学習をして、それを習慣化するために朝学習はとってもオススメです。
さらに、スマートフォンやゲーム機などのデバイスを学習時間中は使わないようにしてメリハリをつけることも学習効果を高めるポイントです。
ですが、現代では様々なデバイス機器を上手に活用することで効率的に学習することもできます。
我が家では
・息抜き⇒スマートフォン
・学習アプリ・学習動画配信・ストップウォッチ機能⇒学習用タブレット
とと学習と息抜きに使うデバイスを分けるようにして、
息抜きに使うものは学習環境に持ち込まないことを意識しています。
学習の楽しさを追求する
学習を楽しむことは、継続するための鍵です。
子供が興味を持つテーマや遊びを取り入れることで、学習のモチベーションが高まります。
たとえば、歌やゲームを活用した英語学習、実験やクイズを取り入れた理科学習など、楽しみながら学ぶ方法が効果的です。
また、外出や体験学習を取り入れることも学習の楽しさを追求するポイントです。
興味を引く要素を取り入れ、子供が自然と学習に取り組みたくなる環境を作りましょう。
我が家は、おうち学習のハードルを下げるためにまずはスマイルゼミから始めました。
スマイルゼミに決めた理由などはこちらの記事で紹介しています。
五感を刺激して、
子どもの興味を上手に引き出す工夫が満載のタブレット学習が我が家にはあっていたので、
年中から6年間おうち学習を習慣化することができています。
でも、これからおうち学習を始めたいと思っている方の中にはタブレット学習に踏み込むのに不安な方もいると思います。
こちらの記事でタブレット学習のデメリットもまとめていますので是非参考にしてください。
褒める力の大切さ
子供を褒めることは、自己肯定感を育てるために欠かせません。
適切なタイミングで褒めることで、子供は自信を持ち、学習に対する意欲が高まります。
ただし、褒める内容は具体的であり、努力や工夫を褒めることが重要です。
また、比較ではなく個々の努力や成長を褒めることで、子供の学習モチベーションを長期的に維持することができます。
褒め言葉を通じて、子供の自信を育て、学習意欲を支えていきましょう。
こちらの記事で子どものモチベーション維持のために実際に実践している声掛けの方法などを詳しく紹介しています。
家族や周囲のサポートを活用する
家族や周囲の人々のサポートは、子供の学習継続とモチベーション維持に不可欠です。
例えば、家族が定期的に子供の勉強を見守り、励ましやアドバイスを提供することで、子供は学習への取り組みや意欲が高まります。
また、学校や地域の教育機関と連携し、子どもの学習状況や成果を共有し合うことも大切です。
面談の時は必ず、子どもの学習での得意なこと苦手なことを聞くようにしています。
毎日こどもの学習内容を確認してくれている先生に聞くことで、親では気づけなかった苦手分野なども把握できたりします。
それを子供と共有し、おうち学習でフォローするために学習スケジュールに生かしていきます。
家族や周囲の人々の理解と協力が、子どもの学習環境をより良く整える一助となります。
我が家は【朝学習】を実践していますが、私も子どもと早起きしてプリントの準備や丸付けをしたり、予定表を作ったりと学習が継続できるサポートをしています。
私が子供との時間を確保するために導入している育児グッズや時短家電はこちらで詳しく紹介しています。
まとめ
小学生の学習継続とモチベーション維持は、目標設定や学習時間の工夫、学習の楽しさの追求、褒める力、家族や周囲のサポートなど、様々な要素が組み合わさって成り立っています。
塾に行かせれば成績が上がると思っていたけど、
まずは家庭学習の習慣を身につけることが大事だね。
最初から、あれも、これもとやるのではなく、
まずは目標を1つ決めて学習習慣を身に着けるきっかけづくりをしてみてください。
この記事で紹介した方法を取り入れて、小学生の学習環境をより良く整えて実践してみてください。
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