小学生のタブレット学習に潜む危険性とその対策法【親のためのガイド】

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こんにちは
3人(小5長女・小3長男・3歳次女)の子育て中の保健師ママです。

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おうちで勉強する習慣化をさせいけど、
タブレット学習ってどうなのかな?

タブレットに依存して、
目が悪くならないかが心配・・・

ここ数年で教育現場でもICTを活用した学習が始まり、一人1台のデバイス機器が配布されるなどタブレットを活用した学習が広まっています。
その利便性や効果に注目が集まっていますが、一方で潜在的なリスクやデメリットも見逃せません。

ヨッシーママ
ヨッシーママ

我が家はデメリットへの対策をしっかり行って
タブレット学習やオンライン英会話などを活用しています。

子どもの健康と学習環境を守るために知っておきたい情報が詰まった一読必至の記事です。
この記事では、小学生のタブレット学習に伴うデメリットを踏まえながら、子供たちが安全かつ効果的にタブレットを利用するための具体的な解決法についてまとめています。
この記事を通じて、タブレット学習に関する正しい知識を身につけていただきたいと思います。

タブレット学習のデメリットとは?

健康への影響

タブレット学習が長時間になると、子どもの目の疲れや姿勢の悪化など、健康面での影響が懸念されます。
長時間の画面操作による目の疲れは、視力の低下やドライアイの原因になります。
また、姿勢が悪くなることで首や肩の負担が増え、筋肉や骨の発育にも悪影響を与える可能性があります。

情報過多のリスク

タブレット学習では、インターネットの利用やアプリの多様性によって、情報過多のリスクが懸念されます。
過剰な情報に囲まれることで、子供たちの注意力や集中力が散漫になり、学習効果が低下する可能性があります。

コミュニケーション能力の低下

タブレット学習では、リアルなコミュニケーションが少なくなり、コミュニケーション能力の低下が懸念されます。
伝える力や聞く力、対話するスキルが不足し、他者とのコミュニケーションに支障をきたすことがあります。
また、感情や表情の読み取り能力も鈍る可能性があります。

依存や中毒のリスク

タブレット学習では、長時間の利用やゲームアプリの魅力によって、依存や中毒のリスクが懸念されます。
常にタブレットに触れている状態が習慣化し、他の活動に興味を持たなくなる可能性があります。
さらに、ゲームなどの刺激的なコンテンツに引き込まれ、学習時間が犠牲になることも考えられます。

個別指導の不足

タブレット学習では、個別に指導を受ける機会が限られるため、個別指導の不足が懸念されます。
学習進度や理解度に合わせた指導が難しく、子供たちの学習ニーズに十分に応えられない場合があります。
その結果、理解が浅いまま進んでしまう可能性や、学習意欲が低下するリスクが生じることがあります。

デバイスの安全性

タブレット学習において、デバイスの安全性が重要な問題です。
インターネット接続がある場合、子供たちは悪意のあるコンテンツや不適切な広告に触れるリスクがあります。
さらに、プライバシー情報の漏洩や不正アクセスの危険性も懸念されます。


タブレット学習のデメリットへの対策

タブレット学習のデメリットをお伝えしましたが、これらは適切な対策をすることで回避できるものでもあります。ここからはデメリットに対する対策を紹介します。

健康を守るためのポイント

タブレット学習を導入するにあたっての健康を守るためのポイントはいくつかあります。

健康を守るためのポイント
  • 適切な画面時間を設定し、長時間の利用を避ける
  • 定期的な休憩
  • 目のストレッチ、体操などを取り入れる目の疲れや姿勢の悪化を防ぐ
  • 屋外での運動や外出を取り入れ、バランスをとる


これらの対策を行うことで健康面でのリスクを少なくすることができます。

我が家は良い姿勢で学習に取り組めるように、こちらの姿勢矯正チェアを使っています。
椅子の上に置いて使用するだけなので、リビングでも学習チェアでも使えるので持ち運びが楽なところが気に入っています。

小学生のデバイス機器を活用した学習時間は1時間までが理想です。

我が家が継続して利用しているスマイルゼミでは【今日のミッション】として4つほど課題が用意されますが15分程度でできる内容になっています。
スマイルゼミを利用している経験談をこちらで詳しく紹介しています。

タブレット学習を健康的に活用するためには、適切な画面時間の管理や運動が必要です。
子どもにこれらのポイントを教え、健康を守る習慣を身につけさせることが重要です。

情報過多を避ける方法とストレス管理

タブレット学習において、情報過多を避けるためには、適切な情報の選別や使い方を身につけることが重要です。
信頼性の高い情報源を選び、必要な情報に絞ることで、無駄な情報に振り回されるリスクを軽減できます。

適切な情報の選別や使い方
  • 信頼できる情報源を選ぶ:公式の教育アプリや信頼性の高い教材を選ぶ
  • 学習目標に合ったコンテンツを選択する:子供の学年や学習目標に応じた適切なコンテンツを選ぶ
  • 学習時間を適切に設定する:適度な学習時間を設定し、集中して取り組む
  • 内容を理解するための質問や復習を行う:学習した内容について質問したり、定期的に復習する
  • 保護者や教育者と連携する:保護者や教育者と定期的にコミュニケーションを取り、学習の進捗状況や問題点を共有する


また、適宜学習の合間にリラックスやストレス解消のための時間を設けることも大切です。
定期的な休憩や趣味の時間を取り入れることで、ストレスを軽減し、集中力を維持することができます。
親が子どもに情報の使い方やストレス解消の方法を教え、バランスの取れた学習環境を整えることが必要です。

デバイス依存の対策法

デバイス依存にならないようにするためには、導入前のルール作りが不可欠です。

デバイス依存の対策法
  • 学習時間の適切な管理:タブレットを使った学習時間を適切に管理し、過度な使用を避けます。規則正しい学習スケジュールを作り、休憩時間や他の遊びの時間を確保
  • 多様な学習方法を活用する:タブレットだけでなく、書籍や紙の教材、運動や体験学習など、さまざまな学習方法を取り入れる
  • 家族や教師とのコミュニケーション:学習の進捗や課題について、定期的に家族や教師とコミュニケーションを取ることで、バランスの取れた学習環境を保つ
  • 目標設定とバランスの取れた学習プラン:学習目標を明確に設定し、タブレット学習を含むバランスの取れた学習プランを立てる
  • タブレット以外の趣味や活動を大切にする:タブレット学習だけでなく、趣味やスポーツ、アウトドア活動など、多様な活動を楽しむ

子どもにこれらのポイントを教え、健全なデバイス利用環境を整えることが必要です。

個別指導を受けるメリットと方法

個別指導を受けることのメリットは、子供一人ひとりの学習スタイルやペースに合わせたカスタマイズされた学習が可能な点です。
このような指導では、生徒が自信を持って学習に取り組める環境が整います。
また、個別指導は講師と生徒との密なコミュニケーションを促し、生徒の理解度や進捗を正確に把握することができます。具体的な方法としては、生徒の弱点や興味を把握し、それに合わせた学習プランを立てることが重要です。また、生徒とのコミュニケーションを通じて学習の目標設定や進捗管理を行い、学習意欲を高める工夫も欠かせません。個別指導を受ける際は、生徒と教師が信頼関係を築きながら、効果的な学習を進めていくことが大切です。一方的な動画視聴での学習はコミュニケーション能力の低下を引き起こすリスクを孕んでいますが、並行してコミュニケーション能力を育む取り組みを行うことで、子どもが健全なコミュニケーションを築く手助けをすることが求められます。

ヨッシーママ
ヨッシーママ

我が家は英語学習にオンライン英会話を活用しています。
ネイティブ英語に触れれる機会を増やしたいと思い、本人のペースに合わせて個別レッスンが進められることが決め手になりオンライン英会話を選択しました。

オンライン英会話を選んだ理由についてはこちらで詳しく紹介しています。


デバイスのセキュリティ強化と安全な利用のポイント

安全に利用するためのチェックポイント
  • ソフトウェアの最新化:定期的にタブレットのソフトウェアやアプリを最新の状態に更新し、セキュリティの脆弱性を最小限に抑える
  • 信頼性の高いアプリの利用:公式ストアからのみダウンロードした信頼性の高いアプリを利用し、不正なアプリやウイルスからデバイスを保護
  • 適切なアカウント管理:子供用のアカウントを作成し、親や保護者がアカウントを管理することで、不適切なコンテンツへのアクセスを制限
  • パスワードの設定と共有:強力なパスワードを設定し、デバイスを共有する際にはパスワードを安全に管理して、不正アクセスを防ぐ
  • プライバシー設定の確認:アプリやデバイスのプライバシー設定を確認し、個人情報や位置情報などの不必要な情報の共有を避ける
  • ウェブサイトやリンクの確認:安全なウェブサイトやリンクにのみアクセスし、フィッシング詐欺やマルウェアからデバイスを守る
  • セキュリティソフトウェアの導入:必要に応じてセキュリティソフトウェアを導入し、ウイルスやマルウェアからデバイスを保護

安心してタブレット学習を活用するために

デメリットを克服しメリットを活かす方法を紹介します

タブレット学習の効果的な活用法

  • 学習の可視化とインタラクティブ性: ICTを活用すると、学習内容を視覚化したり、インタラクティブな教材を利用することができます。例えば、学習アプリやオンライン教材を通じて、抽象的な概念を具体的なイメージやゲーム形式で理解しやすくなります。
  • 個別指導と自己ペース学習: ICTを利用した学習環境では、個別に学習進度や難易度を調整することができます。学習者の能力や興味に合わせたカリキュラムや問題集を提供し、自己ペースで学習を進めることができます。
  • リアルタイムフィードバック: オンライン教材や学習アプリでは、学習者が問題に取り組んだ結果を即座にフィードバックすることができます。間違いや誤解をすぐに発見し修正することで、効率的な学習を促進します。
  • 情報アクセスの拡大: インターネットを活用することで、豊富な学習資料や情報にアクセスできます。新しい知識や発見が得られるため、学習の幅が広がります。
  • デジタルリテラシーの向上: ICTを活用することで、デジタルリテラシー(情報リテラシー)が向上します。デジタルツールやオンライン環境を使いこなす能力が身につき、現代社会で必要とされるスキルを習得できます。


タブレット学習を安心して活用するためには、効果的な活用方法を知ることが重要です。例えば、タブレットを活用したインタラクティブな学習アプリを導入し、子供の興味を引きつける学習コンテンツを選択することが挙げられます。さらに、学習時間の管理や目標設定、定期的な振り返りとフィードバックを行うことで、効果的な学習環境を整えることができます。また、タブレット学習を通じて子供の学習意欲を高めるために、適切な休憩時間やモチベーションを保つ工夫も欠かせません。総合的に、効果的なタブレット学習の活用方法を知り、その適切な管理とサポートを行うことで、安心して学習を進めることが可能です。


家庭での取り組みや保護者のサポートの重要性


タブレット学習を安心して活用するためには、家庭での取り組みと保護者のサポートが重要です。保護者は、子供の学習環境を整え、適切な学習時間や休憩時間を設定することが必要です。また、タブレットの利用方法や安全なネットワーク接続の確保、適切なコンテンツの選定なども重要です。


小学生向けタブレット学習の適切な導入と活用戦略

タブレット学習の導入ステップ
  • ステップ1

    学習目標を明確に設定

    タブレットを活用してどのようなスキルや知識を身につけたいかを具体的に検討する

  • ステップ2
    適切な学習アプリや教材を選定

    子供の興味や学習スタイルに合ったものを選ぶ

  • ステップ3
    デバイスのセキュリティ強化

    最初に適切なセキュリティ対策や規制行っておく

  • ステップ4
    学習時間や休憩時間の設定

    集中力を保つことができる学習スケジュールを設定し、定期的な休憩を取る

  • ステップ5
    学習の定期的なフィードバックと課題の共有

    こどものペースに合っているか、つまづいたままになっていないかなど適宜確認

デメリットを理解し、対策を実践してタブレット学習を活用しよう

この記事ではタブレット学習のデメリットと対策について紹介しました。

ヨッシーママ
ヨッシーママ

タブレット学習を通じて子どもが自己表現や創造性を育むための場を提供することも重要です。適切な導入をすることで、子どもが成長し、学習の楽しみを体験できる環境を整えることができます。

小学生のタブレット学習にはいくつかのデメリットがありますが、適切な対策を講じることで安心して学習を行うことができます。

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